メールマーケティングはもろ刃の剣
こんにちは。 今日はメールマーケティングを推し進めるにあたり、メール配信周りの情報について調べた結果を書きました。 メールマーケティングは今やどの企業においても実施されている施策ですよね。 よって、メール配信の総量は日々増加しており、現在では通ものメールが日々飛び交っているような世の中になっているそうです。 そんな状況もあり、google側のメールに対する見方も非常にシビアになっており気をつけておかないと、スパムとして扱われてしまったり、社会的にも違法として罰せられてしまうこともあります。 なので、そこらへんを十分に注意した上でメールマーケティングを行う必要があるのです。
でもなぜメールという技術はなくならないんですかね? 結構昔の技術ですしプライベートではほぼ使わないものなのに、なくならないのは本当に興味深いです。 ちなみに2017年もメールマーケティングはまだまだ有効なチャネルとして注目されるそうです。
メールマーケティングについて
順序
- ターゲットをセグメンテーションする
- 自社製品にマッチする顧客かつメールでのアプローチが最適な層をピックアップしましょう
- 配信タイミングを最適化する
- ターゲットが最もメールをチェックするタイミング(もしくは直前)を選択しましょう
- 海外への配信を含む場合は、そちらも考慮して分けてあげる必要があります
- 配信内容を決定する
- タイトルで開封率が決まります
- 内容でコンバージョンが決まります
- 配信
- 最初は少しずつ送りましょう。ドメインは育てることが重要です。
注意すること
- 顧客のセグメンテーションをしっかりやること
- リードナーチャリングを考慮しましょう
- メール送信前にオプトインの許可を得ること
- CAN-SPAM法を遵守 *海外配信の場合(これはアメリカ)
- 配信停止リンクを入れること
メルマガを解除する
みたいなやつ
- 購入リストは利用しないこと
- 基本はやる必要ないと思いますが、絶対にやらないでください
- サンセットポリシーを事前に作成しておくこと
- 到達性を向上させたり、宛先リストを綺麗に保ったりするための予防策として効果あり
- エンゲージメントが低い宛先の定義
- エンゲージメントが低い宛先へのリトライ回数
- エンゲージメント、や到達率の確認方法
- 基本的には悪い宛先(効果が薄そうな(自社の顧客に当てはまらない))を排除するような観点で整備する
- 到達性を向上させたり、宛先リストを綺麗に保ったりするための予防策として効果あり
- 少しずつメールを送り始める
- まずは10通程度から少しずつ配信すること
- 初期でドメイン評価を下げてしまうと、迷惑メール判定される可能性が高まり送るほどに悪評価になる可能性があります
- まずは10通程度から少しずつ配信すること
- 新しい切り口のコンテンツはいきなり送りすぎない
- デザインやタイトルやコンテンツを大幅に変えたようなコンテンツは注意が必要です
- 未開封や迷惑判定の増加により、ISPやプロバイダのフォルダに迷惑判定される危険性あり
国内
日本
- 迷惑メール防止二法という制度で管理
二つの法律の違い
-
- オプトイン方式の採用
- オプトインを証明する記録の保存
- 受信拒否した相手への再送信の禁止
- 「広告」と表示すること
海外にもメールに関する法律はあるのか?
*海外向けにメールマーケティングを実施する場合は必須
米国
- CAN-SPAM法
- 偽りのある、あるいは誤解を招く恐れのあるヘッダ情報を使用しないこと
- 虚偽の件名を使用しないこと
- メールが広告であることを明示すること
- 差出人の所在地を受信者に明示すること
- メールの配信停止方法を受信者に明示すること
- 配信停止の依頼を受けたら、即時対応すること
- メールの作成や配信を委託するときも、その行動に責任を持つこと
その他
各業界のメール開封状況
- 業界ごとに結構差分あり
- 自分の業界と比較してみると面白いですね
あとがき
なんやかんや書きましたが、世の中には便利なツールがありますので、それをメモしておきます。 登録できるアドレスの量とかなんや制限はありますが、基本的に無料でも活用出来る素晴らしいサービスです。
基本的にはこの二つのツールを使っている組織が多いので、これを使っておけば問題ないかなと思います。 ちなみにどちらもデフォルトで電子署名に対応したメールを配信してくれるみたいなので、その点でも使うメリットはありそうです。 仮にメール解除されてもリストから自動的に除外してくれますし。 管理画面とかでメールの配信状況とか見られてどちらもとても便利です。 何通送って何通開封されて何通アクションがあったとかが宛先と紐付いているので、マジで最強です。
最後になりましたが、メールマーケティングは新規もそうですが既存の顧客アクションを活性化させる非常に有効な手段です。 ただ、リスクも潜んでいます。 今回述べたのはあくまでも注意点であり、コンテンツ自体への言及はしていません。 相手がどう判断するかは、タイトルであり、コンテンツ自身です。 ターゲットのことを考え、ターゲットに即したコンテンツでなければ効果はあまり出ないどころかマイナスにすらなりかねません。 そういった点で、セグメンテーションが重要です。 行動に移す前に誰に届けるのかをしっかりと明確化した上で、コンテンツ作成なり準備を進めていきましょう。